思い

阿真京子です。

【医療との出会い】
今では高校生になる息子が赤ちゃんのときに体調が悪くなったことを機に、それまでまるで関心のなかった医療に一気に関心を持ちました。自らは小1で大きな交通事故をして以降、ほとんど病院にお世話になることはなく育ってきたので、医療環境など、当時の私にとってはとても衝撃的なものでした。

医療に関心を持ったきっかけ【小児医療の会の設立と活動】
親が小児科医から子どもの病気について学ぶことで、小児医療の環境をより良くしたいという思いで、知ろう小児医療守ろう子ども達の会で13年間医療のかかり方を知り広める活動に代表として携わってきました。

厚生労働省の上手な医療のかかり方の事業での実施が決まり、自治体が母子保健事業の中で担うことが決まったことを受け、2020年4月末に団体は解散しました。

ちょうど新型コロナウイルスの緊急事態宣言の最中でした。

知ろう小児医療守ろう子ども達の会【そして、これから】

残念ながら自治体での啓発事業は、予定していた通りには進んでいない現状です。

これまでの活動において、公に頼り過ぎていたことも見えてきました。民として、できることをさらに進めていかなければいけないという思いを新たにしています。

医療は、公共のもの。誰かの所有物ではなくて、誰もが利用できるもの。みんなが使える、当たり前にあってほしいもの。だからこそ、その使い方を知る必要があると思います。知りたいという人のために、その機会が、様々な媒体で、様々な場所であったらいいなと思います。私の取り組みも、その一つとなるように。

医療のかかり方、付き合い方が身につくと、生活の中でそれが安心の源となっていく。普段は忘れてしまえるほどのことで、いざという時に役立つもの・・・

そんな生活の中に根差したものを子どもから大人まで幅広く持つことができるように、これからも様々な方とのつながりの中で育んでいきたいと思います。

医療のかかり方、付き合い方を身に着ける